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MUPうさぎライブ 2020年12月3日

MUPうさぎライブ

この記事ではMUPカレッジの毎週木曜日に生配信される動画をまとめています。

 

CUSTOMER INSIGHT

~なぜあなたは昨日コンビニに行った?~

 

カスタマーインサイト

 

この世のすべてはマーケティングで成り立っている。

ほとんどの人が毎日のようにコンビニに行っていると思います。それは何故ですか?

あなたが何となく、お店に入った。その時、店舗のマーケティングは成功している。

マーケティングに必要なものは「インサイト(洞察力)」である。

 

インサイト(洞察力)は様々な要素に関わってきます。

集客、社内、日常、購買、経営、営業

 

洞察力がないと営業で成功できない。どういうことか?

 

失敗談を例にします。

 

電力の切り替え営業

今よりも断然お得! 現在¥10,000- → 別会社¥8,000-

絶対に安くなるのになかなか申し込みしない。何故?

インサイトを知らないから売れない!!

 

お客様は様々な事を考えている。

もっといい商品ないのか?

もっと安いものないのか?

手間はかからないのか?

これが一番ベストなのか?

この営業は信じられるのか?

 

→ 疑うことが面倒(ストレス)に感じる

→ 損をしたくない

 

顧客が誰なのかを知らない。

顧客が何を求めているか知らない。

では何をする?

テレアポ?

飛び込み?

チラシを配布?

呼び込み?

SNS運用

= 全部無駄です

 

セグメントを行い具体化することが重要。

ポイント

  • プロフィールセグメント
  • 心理セグメント
  • ベネフィットセグメント

 

セグメントは区切ること。

例えば、

無添加のオーガニックカフェを経営したい、または経営しているとします。

 

1.プロフィールセグメント

年齢、性別、地域等でセグメントを分ける

 

10代、20代、30代、40代、50代、60代

地域A

地域B

 

ネット検索で地域別に年代等の情報が出てくる。

検索条件:○○地域、年齢、男女別で検索できる

 

プロフィールセグメントはお店をやる前に必ずやってください。

 

 

2.心理セグメント

~4つのポイント~

無知

無関心

問題意識

危機意識

 

無添加食材を売る場合

無知   添加物が危険と知らない  説明必要  伝える → 添加物の危険性

無関心  知っているが興味ない   説明無意味 変える → 料理教室/子供食育

問題意識 食べないよう意識あり   営業必要  売る  → キャンペーン告知

危機意識 絶対に食べない意識あり  購買PR   答える → 他社との違い等

 

3.ベネフィットセグメント

~価値のセグメント~

 

具体的なベネフィットを提示してあげること

 

機能価値と情緒価値

時計:時間を見る(機能価値)、高級感(情緒価値)

時計     時間を見る   高級感  = 優越感

TDL     チケット    臨場感  = 興奮間

カフェ    コーヒー    静寂間  = 癒し

 

 

情緒価値はどのようにして分かりますか?

お店の売り物は何ですか?

コーヒー、定食 ←これは機能価値

 

情緒価値がわかっていると売れる

 

 

情緒価値

ERG理論~3つの欲~

EXISTENCE(生存欲求)

RELATEDNESS(社会欲求)

GROWTH(自己欲求)

 

ベネフィット=お客様が感じる価値

 

カテゴリー ①時計      ②美容院      ③オーガニックカフェ

情緒価値  時間を見る    髪を切る      添加物の排除

生存欲求  仕事するため   清潔に生きるため  健康のため

社会欲求  優越感      周囲からの目    オーガニックという優越感

自己欲求  高級時計を目標  綺麗になりなりたい オーガニックで綺麗になりたい

しっかりとお客様が感じる価値を把握して、広告/PR/メニュー/内装/集客/リピート/営業時間を施策する。

何の根拠もなく何となく経営していると、何となくの結果しか出ない。

理由、根拠、施策をしっかりと持って経営する。

 

ペルソナ立て

30代の女性

子供持ち

忙しい

保育園送り迎え

美容に興味あり

 

 

施策立て

営業時間は?

メニュー価格は?

店内の雰囲気は?

店舗PRは?

SNS発信内容は?

店内イベントは?

 

ペルソナを踏まえると具体的な施策が出来る

→ 子供クッキー教室

→ オーガニック必要性訴求

→ ママ会の開催

→ 営業時間を早朝8:00から

→ 誕生日会デコレコース

 

ペルソナが出来るのはセグメントのおかげ。まずはセグメントをしっかりと把握する。

 

 

ターゲット

例えば、あなたが食事に行きます。次のシチュエーションでは何に該当しますか?

 

とにかく早く済ませたい

節約をしたいから安さ

友人と会うからゆっくり

自分へのご褒美に

いつもの店員に会いに

雨降っているから駅近で

 

→ これも3つに分類

PROCESS:早い、便利、安い

PRODUCT:品質、最新、高級

PERSONAL:関係

 

とにかく早く済ませたい → PROCESS(速さ)

節約をしたいから安さ  → PROCESS(安さ)

友人と会うからゆっくり → PRODUCT(品質)

自分へのご褒美に    → PRODUCT(高級)

いつもの店員に会いに  → PERSONAL(関係)

雨降っているから駅近で → PROCESS(便利)

 

 

ペルソナ立て → 施策カテゴリー → 施策立て

顧客価値 = PRODUCT(品質)であり、接客や商品での差別化が有効

 

自分たちの価値が何かを従業員全員がしっかりと理解しているか?

 

 

ポイント

1.顧客のインサイトをしっかりと把握する

2.値段だけで人は動くわけではない

3.セグメント(プロ/心理/ベネ)で顧客イメージ

4.顧客イメージから具体施策定義

5.顧客イメージから顧客の本当のインサイトを把握


  • この記事を書いた人

まさる

こんにちは。まさるです。 創業100年以上の商社に勤務。 営業所の所長。 現在単身赴任中の43歳です。

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